日本代表DF森重が語る中心選手としての自覚 「DFのリーダーとして、自覚をもってやりたい」

前代表との違い

 日本代表DF森重真人(FC東京)は7日、主力選手としての自覚を口にし、ジャマイカ戦(10日・新潟)、ブラジル戦(14日・シンガポール)の2試合に臨む。
 今回、サウサンプトンDF吉田麻也が、9月20日のスウォンジー戦で足首を負傷し、代表の参加を見送っている。前代表では不動のセンターバック(CB)コンビだった今野泰幸(G大阪)と、吉田の2人が不在。それによってアギーレジャパンの初陣となった9月の2試合で中盤のアンカーポジションを務めた、森重がCBに入る可能性が出てきた。
 森重は、こう語った。
「しっかりとセンターバックもできる準備をしたい。DFのリーダーとして、自覚をもってやりたいと思っている」
 昨夏の東アジア杯からチームに加わった前代表とは異なり、アギーレ体制ではチームの立ち上げから選出が続く。「いつまでも新参者の感覚ではいけない」と言う。
「前回の代表とは自分の立ち位置は違うというのは自覚している。前の試合では失点も多かったし、まずは失点しないように。そこから入りたい」
 9月の2試合は、ミスによる失点で勝利を逃した。中心選手として自覚と責任を持つ男が守備陣を統率し、アギーレ体制初勝利を目指す。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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