中村俊輔を「ビデオで見ていた」 福岡DFサロモンソンが語る“日本人レフティー愛”
ベッカム、ジュニーニョ、ピルロ、中村俊輔を“教材”にFKを練習
サロモンソン自身、今季の第2節・清水エスパルス戦(2-2)、第19節・川崎フロンターレ戦(1-3)で20メートル以上の距離から直接FK弾を決めた。「中村俊輔のキックを参考にしているか?」との問いには、「もちろんだよ!」と嬉しそうに即答している。
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「中村俊輔選手のプレー自体ももちろん好きですが、左足のフリーキックでゴールを決めるシーンが印象に残っています。僕の中では、サッカーで一番美しいのは、フリーキックでゴールを決めること。僕の世代では、イングランドのデイビッド・ベッカム選手、ブラジルのジュニーニョ・ペルナンブカーノ選手、イタリアのアンドレア・ピルロ選手、日本の中村俊輔選手からは影響を受けて、フリーキックの練習をしていました」
最大限のリスペクトとともに、良きものを取り入れるための努力は惜しまないのも、サロモンソンが備える大きな才能だろう。
[プロフィール]
エミル・サロモンソン/1989年4月28日生まれ、スウェーデン出身。エンゲルホルム―ハルムスタッズ―IFKヨーテボリ(いずれもスウェーデン)―広島―福岡。スピード、高精度のクロスに加え、パワフルなシュートも兼ね備える熟練の右サイドバック。大のNBAファンで、好きなチームはシカゴ・ブルズ、好きな選手はケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)とヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)。