バルセロナ、シティMF獲得の可能性浮上 補強費捻出でコウチーニョら大量放出も
F・トーレス獲得に91億円~104億円と報道 バルセロナが獲得に本腰か
スペインの強豪FCバルセロナは、クラブOBのシャビ・エルナンデス氏が新監督に就任したが、冬の移籍市場でマンチェスター・シティのスペイン代表MFフェラン・トーレスを獲得するために全力を尽くすとスペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
バルセロナは今季、2シーズン目に入ったロナルド・クーマン監督を成績不振により解任した。そして、後任としてカタール1部アル・サッドからシャビ氏を引き抜く形になったが、クーマン氏とは目指すものがかなり違ううえにバルセロナが財政難とあって、選手構成に関してはかなり難しいかじ取りを迫られている。
そうしたなかでシャビ監督が熱望するのがトーレスの獲得であり、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督も適切な額のオファーが届けば放出する可能性を否定していない。そのためには7000万ユーロ(約91億円)から8000万ユーロ(約104億円)が必要とされる。
その金額を捻出するため、シャビ監督はブラジル代表GKネト、フランス代表DFサミュエル・ウムティティ、アメリカ代表DFセルジーニョ・デスト、フランス代表DFクレマン・ラングレ、スペイン代表DFセルジ・ロベルト、スペイン代表DFオスカル・ミンゲサ、元ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョらを放出可能選手としている模様。言い方を変えればトーレスと引き換えに大量放出となっても良しとする選手たちだとされた。
レジェンドがバルセロナをどのように再建するのか注目を集めているが、そのための素養を持つ選手を獲得するためには、選手編成の大変革を起こす可能性が高まっているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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