冨安も逸材揃いの中で堂々の存在感! プレミアリーグの注目サイドバック7人を厳選
冨安の同僚タヴァレスは積極的な攻撃参加で輝き
■6:マルク・ククレジャ(ブライトン/スペイン代表)
昨季はヘタフェで日本代表FW久保建英(現マジョルカ)と同僚だったスペイン代表DFは今季ブライトンに加入し、スピードとテクニックを生かしたプレーでレギュラーポジションを掴んだ。ゴールもアシストもまだないが、第7節アーセナル戦(0-0)では対面の冨安を翻弄するパフォーマンスを披露。ここまで現地メディアからも絶賛を受ける日本代表DFを最も苦しめた選手の1人だ。
ククレジャはバルセロナの下部組織出身で、シャビ監督が就任した古巣への復帰の噂が浮上するなど評価はうなぎ登りだ。東京五輪にも出場した23歳は、ブライトンを足がかりにさらなるステップアップが期待されている。
■7:ヌーノ・タヴァレス(アーセナル/U-21ポルトガル代表)
冨安と同じく今夏アーセナルに新加入した21歳のレフティー。左サイドバックはスコットランド代表DFキーラン・ティアニーの定位置なだけに序盤戦は出番が限られたが、ティアニーの負傷によってタヴァレスがスタメンに名を連ねるようになった。シュートやクロスの精度はまだ改善の余地があるが、パワフルなドリブルを武器に積極的な攻撃参加を繰り返し、相手陣内でのプレーで存在感を発揮している。
第13節ニューカッスル戦ではFWブカヨ・サカの得点をお膳立てし、冨安同様に加入後初アシストを記録。英公共放送「BBC」のコメンテーター、ガレス・クルックス氏が選ぶチーム・オブ・ザ・ウィークにも選ばれるなど注目度は高まっている。ティアニーとのハイレベルなポジション争いが可能となり、ミケル・アルテタ監督にとっては嬉しい悩みとなるはずだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)