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「メッシはバロンドールの大本命だが…」 元同僚が推奨した“今年受賞すべき人物”とは?
ダニエル・アウベスは一時心停止から一命を取りとめたエリクセンの受賞を主張
2021年度のバロンドールは、パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが史上最多7度目の受賞を果たした。ほかにもバイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ、チェルシーのイタリア代表MFジョルジーニョらも有力候補として名前が挙がっていたが、先日バルセロナに加入したブラジル代表DFダニエル・アウベスは、「今年の個人賞はすべてエリクセンに与えられるべきだった」と持論を展開した。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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昨年はコロナウイルス流行の影響で中止となっていたバロンドールは、今年2年ぶりに受賞者が決定。コパ・アメリカ(南米選手権)を制し、代表チームでの初タイトルを獲得したメッシが2019年度に続く連続受賞を果たした。34歳のレフティーは、自身の持つ同賞の最多受賞記録を「7」に伸ばしている。
メッシのほかにはバイエルンでゴールを量産し続けるレバンドフスキ、チェルシーのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献したジョルジーニョ、レアル・マドリードのエースFWカリム・ベンゼマらが有力候補と伝えられていた。そうしたなかで、メッシとはバルセロナで同僚だったD・アウベスは別の候補者に賞を贈るべきだったと考えているようだ。
およそ5年ぶりにバルセロナ復帰が決まったばかりのベテランサイドバックは「メッシはバロンドールの大本命だと思う」と前置きしたうえで、「でも、正直に言えば今年の個人賞はすべてエリクセンに与えられるべきだったと思う。なぜなら、僕らは世界に向けてフットボールよりも命が大切であるとメッセージを発信しなければいけないからだ。このCOVID-19(新型コロナウイルス)やその他のすべての問題も乗り越え、そして彼のような人が戻ってくることができれば、スポーツよりも大切なものがあるとみんなに送ることができると思う」とコメントした。
アウベスが名前を挙げたデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(インテル)は今夏に行われた欧州選手権(EURO)のフィンランド戦の試合途中に倒れ、一時心停止となるアクシデントに見舞われた。その場で救命措置を受けて一命は取りとめたが、エリクセンの心臓には植込み型除細動器が装着されており、プレーへの復帰の目処は立っていない。バロンドール本来の主旨とは異なるが、D・アウベスはプレーへの復帰を目指すエリクセンが賞を受けるべきだったと主張していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)