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史上最多7回目受賞のメッシ、レバンドフスキの“幻のバロンドール”に言及 「去年、誰もが納得していた」
投票結果は1位メッシ、2位レバンドフスキ、3位ジョルジーニョ
2021年の欧州ベストプレーヤーを決める「バロンドール」の発表と授賞式が現地時間11月29日に行われ、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが史上最多7回目の受賞を果たした。
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メッシは昨季までプレーしたスペイン1部バルセロナでは主要タイトルに届かなかったが、30得点でリーガ・エスパニョーラの得点王を受賞。今夏のコパ・アメリカ(南米選手権)で優勝を果たし、代表チームでは初のタイトルを獲得した。その後、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)に移籍している。
2位にはドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが続き、3位はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)と欧州選手権(EURO)のダブル優勝で原動力になったイタリア代表MFジョルジーニョだった。
メッシは授賞式で「今日ここパリで受賞できて嬉しい。まだまだ戦い続け、新たな目標を達成したいという欲求が残っている。あと何年できるか分からないけど、本当に楽しめている。バルセロナ、PSG、アルゼンチン代表のチームメイトに感謝したい」とコメント。そして、2位だったレバンドフスキについて「あなたはバロンドールに値する。去年、誰もがこの賞が彼に与えられることに納得していた」と、新型コロナウイルスの影響で中止された幻の2020年のバロンドールにふさわしいと言及した。
また、最も優れたGKを選出する「レフ・ヤシン賞」は、EUROの準決勝と決勝でPK戦を制してタイトルをもたらした、昨季終了後にイタリア1部ACミランからPSGに移籍したイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマが受賞した。
ドンナルンマは「信じられない1年だった。まずはミランをCLに復帰させることができて、EUROも勝てた。これらを思い返すと、言葉にできない特別な感情になる。PSGに移籍したのも誇らしい。パートナーや家族、いつも助けてくれる兄弟に感謝するよ。この賞は日々のハードワークと細部へのこだわりに対する結果だけど、僕はまだ若いし、学ぶことも多い」と話した。
メッシの7回目の受賞は、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)の5回に2回の差をつけることになった。メッシの記録は次世代のスーパースターが出現するまでしばらく破られることのないものになったと言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)