「ラムジーの呪い」に騒然とするSNS

　ツイッター上ではラムジーの今大会初ゴールと、わずか3日後の英国のEU離脱に因果関係を求める声は少なくないという。

　「アーロン・ラムジーが得点し、今はこれだよ…」というメッセージとともに、「EU離脱」と「ラムジーの呪い」のハッシュタグも紹介。

「誰も今回は死んでいないが、EU離脱についてはアーロン・ラムジーを非難する」

「これはアーロン・ラムジーがまたゴールを決めたからだよな。そうだよな」

「アーロン・ラムジーがEUROでゴールを決めた後、一体何が起きたのか。イギリスはEUから離脱し、デイビッド・キャメロンは辞任。また選挙だよ」

「これは全部アーロン・ラムジーのせいだ」

「アーロン・ラムジーのゴールジンクスはまだ生きていたと認めるには少し遅すぎた」

　英国人の悲鳴がSNS上でこだましている。ラムジーはかつて不吉なデスゴール伝説について質問されると、こう答えていた。

「自分も知らされたんだけど、僕自身、ゴールをあまり挙げていないから目立っているんだと思うんだ」

ラムジーがゴールラッシュを見せた時、一体何が起こるのだろうか。フットボールファンと英国民は、戦々恐々としているかもしれない。

【了】

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images