ヴィニシウスの「可能性は無限大」 C・ロナウド&メッシ級の決定力をスペイン紙評価
セビージャ戦で決勝点を挙げ、今季公式戦11ゴール目
レアル・マドリードのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールは、現地時間11月28日のリーガ・エスパニョーラ第15節セビージャ戦(2-1)で値千金の決勝点をマークし、チームに勝ち点3をもたらした。キャリアハイを更新するハイペースで得点を重ねる21歳を、現地メディアも「ロナウドやメッシのように決定的」「可能性は無限大」と称賛している。
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2018年からレアルでプレーするヴィニシウスだが、これまでは決定力に課題を残し、定位置を確保できていなかった。しかし、カルロ・アンチェロッティ監督就任した今季、一躍ブレイクを遂げている。
開幕5試合で5得点を決めてリーグ戦でのキャリアハイを早々に更新。そこからややペースダウンはしたものの、直近4試合で4得点と再び盛り返し、ここまで公式戦19試合で11得点だ。劣勢だったセビージャ戦では終了間際の後半42分に左サイドからカットインし、エリア外から強烈なミドルシュートをゴール右上隅に突き刺した。
成長を続けるヴィニシウスを現地メディアも称賛し続けている。スペイン紙「マルカ」は「今のヴィニシウスはクリスティアーノ・ロナウドやメッシのように決定的だ」とチームにおける重要度の高さを強調。「ヴィニシウスの可能性は無限大」だとし、クラブの長期プロジェクトにおける中心選手としても期待を懸けられている。
「彼は今、間違いなくレアル・マドリードで最高の選手だ。近い将来、彼とキリアン・ムバッペがリンクするアイデアは期待を抱かせるものだ」
才能はピカイチでもどこか頼りなかったヴィニシウスだが、実力をメキメキと伸ばし“銀河系軍団”の攻撃を牽引する存在となっている。