移動トラブルに憤怒のメッシがコパ初制覇へ静かに燃える 「物語の筋書きを変えて王者に…」

「何があってもカップをつかみたい」

「決勝戦間近のタイミングで、僕はミスを犯した。それを考慮すべきだった。しばらくの間、いろいろなことがあったけど、発言すべきではなかった」

 アルゼンチンサッカー協会は、ルイス・セグラ会長のテレビ放映権を巡る贈収賄疑惑が浮上するなど、悪評が飛び交っている。大会後に全てを話すことを明らかにしたメッシは、この決勝戦に並々ならぬ意気込みを示している。

「これが僕にとって最後の優勝のチャンスになるのか分からないけれど、この機会は生かしたい。何があってもカップをつかみたい。これは代表で決勝を戦う4度目の決勝戦となる。物語の筋書きを変えて、チャンピオンになりたい」

 狙うは南米王者の称号のみ。世界最高の名手は静かに燃えている。

【了】

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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