移動トラブルに憤怒のメッシがコパ初制覇へ静かに燃える 「物語の筋書きを変えて王者に…」

A代表でタイトルに縁のないメッシ アルゼンチン協会批判の投稿は謝罪

 アルゼンチン代表のリオネル・メッシ(バルセロナ)は、26日(日本時間27日)にコパ・アメリカ・センテナリオ(南米選手権)決勝のチリ戦を迎えるが、タイトルを欲しいままにしてきたバルセロナと対照的に、A代表でメジャータイトルを手にできていない“無冠の帝王”は「物語の筋書きを変えて、チャンピオンになりたい」と燃えている。

 自身にとって待望のA代表初のメジャータイトル獲得となる頂上決戦を前に、メッシはアルゼンチンサッカー協会に対する不満を爆発させていた。自身のインスタグラムでマンチェスター・シティFWセルヒオ・アグエロと飛行機の機内に座っている写真を更新。メッセージでは「またしても目的地に出発する飛行機で足止め。AFA(アルゼンチンサッカー協会)はなんて大惨事だ。神様!」と激怒。協会のオペレーション能力を批判していた。

 準決勝アメリカ戦の舞台となったヒューストンから決勝の地ニュージャージーへのフライトが遅れたことが、憤怒の理由だった。

 2014年ブラジル・ワールドカップ、15年南米選手権チリ大会に続く、メジャートーナメント3大会連続の決勝進出を果たしたアルゼンチン代表だが、過去2大会では決勝で涙を呑んでいる。

 15年大会決勝のリマッチとなるチリ戦に向けて、エースの憤怒は世界中に波紋を広げている。24日に29回目の誕生日を迎えたメッシは、反響の大きさから反省し素直に謝罪した。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング