浮き彫りになった“アギーレ流4-3-3” 初招集の香川が左のインサイドハーフに

 

代表合宿2日目で23選手が揃う

 

 アギーレジャパンが7日の新潟合宿2日目でようやく23人が勢揃いした。サポーターにも公開された1時間半の練習では、ドルトムントMF香川真司が従来のウイングではなく、左インサイドハーフに配置されるなど、ハビエル・アギーレ監督の考える4-3-3システムの全貌が浮き彫りとなった。

 6日に日本列島を直撃した台風の影響で前日の練習を回避せざるを得なかったACミラン本田圭佑やインテルDF長友佑都、スポルティング・リスボンFW田中順也、名古屋MF田口泰士、スタンダールGK川島永嗣、マインツFW岡崎慎司ら6選手が合流。9月の代表発足2連戦で中盤のアンカー役を務めたFC東京MF森重真人はサウサンプトンDF吉田麻也の不在もあり、DFラインにシフト。アギーレ監督が中盤での起用を示唆していたドルトムントMF香川真司は左のインサイドハーフに入った。

 ACミランMF本田圭佑はクラブで4得点2アシストと絶好調な右ウイングで固定。1トップにはマインツFW岡崎慎司とコルドバFWハーフナー・マイクが入った。

 9月の代表戦は移籍直後の香川が選外となったが、10日のジャマイカ戦ではどのような先発メンバーになるのか、注目される。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

 

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