主力流出のドルトは“クロップ時代の終焉”か ムヒタリアンに続き、闘将の愛弟子も移籍濃厚に

フンメルス、ギュンドアンらクロップの愛弟子が次々に別れ

 13年に加入したオーバメヤンやムヒタリアンはクロップ政権下より昨季のトゥヘル監督のチームでより輝きを放った。また、若手抜擢に積極的なトゥヘル監督は17歳のアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチや20歳のドイツ代表MFユリアン・バイグル、22歳のドイツ代表DFマティアス・ギンターらを積極的に起用していた。

 今夏の移籍マーケットではU-21フランス代表FWウスマン・デンベレ(スタッド・レンヌ)やトルコ代表の18歳MFエムレ・モル(ノアシェラン)などの逸材を次々に獲得。フンメルスとギュンドアンの後継者にスペイン代表DFマルク・バルトラ(バルセロナ)と元U-21ドイツ代表MFセバスティアン・ローデ(バイエルン)も獲得するなど新陳代謝が進んでいる。

 実力者が次々とチームを離れていくドルトムントで一時代を築いたクロップ・ドルトムントは終焉を迎え、来季は新生ドルトムント時代の幕開けが本格化を迎えそうだ。

【了】

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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