「広島スタッフ素晴らしい」 家本主審へ”粋なメッセージ”、ホワイトボードの文字が話題

家本政明主審【写真:Getty Images】
家本政明主審【写真:Getty Images】

ホワイトボードに書かれた英語のメッセージを家本氏がSNSで公開

 プロフェッショナルレフェリー(PR)でJリーグ担当審判員の家本政明審判員が、自身の公式ツイッターを更新。J1リーグ第37節の試合を裁いた際に”ビッグサプライズ”があったことを明かしたうえで、ホワイトボードに書かれたメッセージの写真を公開すると、ファンからは「素晴らしいですね」「暖かい気持ちになる」といった声が寄せられている。

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 48歳の家本氏は1996年に1級審判員に登録。2002年からJリーグ担当となり、05年~16年は国際主審、05年からPRというキャリアを持つベテランレフェリーとして数多くの試合を裁いてきたが、11月1日に今シーズンでトップリーグ担当審判員から勇退すると発表していた。

 今季のJ1リーグも残りわずかとなったなかで、家本氏は27日の第37節サンフレッチェ広島対FC東京の一戦で、主審を担当。地元・広島で行われたゲームの前には勇退セレモニーも実施されていたが、自身のツイッター上で「今日は試合前に広島さんからビッグサプライズがありました。なんと僕の母を招いてくださって、卒業セレモニーまでしていただけたことは生涯忘れることはありません」と明かしている。

 さらに、その投稿には1枚の写真が添えられ、ホワイトボードには広島スタッフによる英語でのメッセージが綴られている。日本語に訳すと「一緒に仕事ができて光栄でした。多くのシーンが家本さんとのピッチで記憶されています。家本さん、本当にありがとうございました! お疲れ様でした!!」となり、文頭を縦読みすると「IEMOTO」となる粋な計らいも見せており、家本氏も「僕は幸せ者です」と綴っている。

 これにはファンから「広島のスタッフ素晴らしいですね…縦読みになってるとこも」「サンフレのスタッフGJすぎる」「こういうのいいな。暖かい気持ちになる」「広島は粋な事をするね」といった声が寄せられ、広島スタッフの対応に賛辞が送られていた。

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