浦和退団のDF槙野智章が涙、ホーム最終戦で惜別メッセージ 「いまだに考えられません」
![浦和レッズDF槙野智章【写真:Getty Images】](https://www.football-zone.net/wp-content/uploads/2023/11/27163422/20211127_Makino-Getty.jpg)
ホーム清水戦の試合後、退団セレモニー実施
浦和レッズは11月27日、J1第37節清水エスパルス戦で0-1と敗れた。今季限りで契約満了により退団するDF槙野智章は試合後のセレモニーでファンへ惜別メッセージを送り、「悲しいし、いまだに整理がつかず、考えられません」と、胸の内を明かした。
【PR】ABEMA de DAZN、日本代表選手の注目試合を毎節2試合無料生中継!
槙野はサンフレッチェ広島の下部組織からトップ昇格し、その後、ドイツへ移籍してケルンでプレー。そして、広島時代の恩師でもあるミハイロ・ペトロヴィッチ監督の就任と同じタイミングになった2012年に浦和へ加入。今季まで10シーズンプレーしたが、契約満了により退団が発表されている。
清水戦後のセレモニーではファンへ惜別メッセージを送り、涙ぐみながら「ここで過ごした10年間、僕にとって素晴らしく濃い時間がありました。これまでこのクラブを引っ張ってきた素晴らしい先輩方、素晴らしい指導者、たくさんの方のサポートの中でここまで成長することができました」とコメント。
続けて「子供のころから週末の試合が楽しみでここまで来ましたが、こんなにも今日という終末が楽しみではない、来てほしくない、そんなのは初めてです。来シーズン、僕がもうこのエンブレムを着てこのスタジアムでプレーすることはできません。それは本当につらいし、悲しいし、いまだに整理がつかず、考えられません」と語り、浦和退団に対する胸の内を明かした。
最後は「僕が大好きな勝った後に歌うWe are Diamonds、引き続きやってください。僕はテレビで皆さんの表情や雰囲気を見て、遠くで歌います。必ず、このスタジアムに、皆さんの前に、どんな形になるかは分かりませんが戻ってきたいと思います。10年間ありがとうございました」と、感謝の言葉で締めた。
(FOOTBALL ZONE編集部)