怪物ハーランド、ブンデス最速50ゴール達成 21歳4か月6日の“史上最年少”記録もマーク
ヴォルフスブルク戦で負傷から復帰、途中出場からわずか8分でゴール
負傷で戦線離脱していたドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドは現地時間11月27日のブンデスリーガ第13節ヴォルフスブルク戦(3-1)に途中出場し、5試合ぶりに復帰を果たした。ピッチに立ってわずか8分でゴールも決め、リーグ史上最年少&最速で50ゴールを達成した。
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ハーランドは股関節屈筋の負傷で戦線離脱。第9節のビーレフェルト戦(3-1)から4試合連続でメンバーから外れてた。ヴォルフスブルク戦で5試合ぶりにベンチ入りし、2-1と1点リードで迎えた後半28分にオランダ代表FWドニエル・マレンに代わってピッチに立った。
すると出場からわずか8分、ハーランドは左サイドのドイツ代表MFユリアン・ブラントのクロスに飛び込み、豪快なジャンピングボレーでネットを揺らした。今季リーグ戦7試合目にして早くも10得点に到達。怪我で計6試合欠場しているにもかかわらず、得点ランキングではバイエルン・ミュンヘンのFWロベルト・レバンドフスキ(13試合14得点)に次ぐ2位につけている。
ブンデスリーガ公式サイトによれば、ハーランドはこれでブンデスリーガ50試合で50得点を達成した。21歳4か月と6日での50得点到達は史上最年少。50試合は元西ドイツ代表FWティモ・コニェツカ氏の62試合を上回る史上最速記録になるという。節目の50得点で2つの記録を同時に打ち立てた。
ドイツ紙「ビルト」は「ハーランドのクレイジーなカムバックショー」とノルウェー代表FWの復帰戦を伝えた。稀代のゴールハンターは怪我による数試合のブランクを全く感じさせない圧巻のパフォーマンスを披露した。
ドルトムントは3-1で勝利し、2連勝で首位バイエルンと1ポイント差の2位をキープした。次節は本拠地でそのバイエルンとの直接対決を迎える。