「私の未来はこの2、3日」 ユナイテッド暫定監督、“ビッグマッチ”前に心境吐露
ラングニック氏就任報道が渦巻くなか、キャリック暫定監督がチェルシー戦に言及
オレ・グンナー・スールシャール監督を解任したマンチェスター・ユナイテッドは、前監督の下でアシスタントコーチを務めていたマイケル・キャリック氏を暫定監督に置いている。クラブOBの元イングランド代表MFは、就任初戦となったUEFAチャンピオンズリーグのビジャレアル戦(2-0)で初勝利を挙げたが、クラブは今季終了までの半年契約でラルフ・ラングニック氏を暫定監督に招聘すると、英メディアが一斉に報じた。これを受けて、キャリック暫定監督がコメントしている。英紙「ザ・サン」が報じた。
11月28日にチェルシーとのビッグマッチを控えるユナイテッド。この試合で初めてプレミアリーグの指揮を執ることになるキャリック暫定監督が、発表間近とされるラングニック氏の暫定監督就任を受けても、試合に向けての気持ちが変わらないことを強調している。
「私にとって未来は、この2、3日のことだ。準備ができているのは、そのくらいまでだ。それが正しい方法だと思っている。サッカー界というのは、そういうところであり、最も順調な時であっても、角を曲がったら何が待っているかは分からないんだ。現時点で、私のすべてのエネルギー、思考は、日曜日に向いている」
現在、プレミアリーグで首位を走るチェルシーは、キャリック暫定監督が現役時代に何度も対戦している相手でもある。「チェルシーとは歴史があるし、楽しんできた。その試合を楽しみにしている。私は自分がコントロールできることだけをコントロールする。それ以外は、私にとって心配したり、考えたりするべきことではない。なぜなら、私はサッカーの試合に勝たないといけないし、それがこの先に目指していることだからね」と、語った。
ビジャレアルとの試合で結果を残したキャリック暫定監督。次の試合で暫定監督を務めるのが最後になる可能性もあるが、あくまでチームを勝利させることに集中しているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)