福西崇史氏が絶賛するFC東京MFの“超絶プレー”とは? 「みんなを楽しませてくれる」
意表を突くプレーを意識「『そんなことがあるんだ』っていうことを考えています」
福西 いつも髙萩選手のプレーはみんなを楽しませてくれると思うのですが、こうしたプレーをすることは常に意識していますか?
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髙萩 そうですね。相手とか、周りで見ている人が意表を突かれると言うか、「そんなことがあるんだ」っていうプレーができればと考えています。それが上手くいくと、相手も「えっ」と一瞬なるので、そういうところでチャンスは生まれると思っています。
福西 こういうプレーが出ると、相手は飛び込めなくなるから、次のプレーも楽になりますよね。
髙萩 そうです。このエリアで再びボールを受けた時、今度は相手が考えなければいけなくなるので。
福西 そういうことが伝わってくるシーンだったので、どこまで考えているのかを聞きたくて、今回、対談させていただくことにしました。
髙萩 実は考えてプレーすることは、あんまりないですね(笑)。
福西 どちらかというと、ひらめきですかね。ひらめきも重要だと思いますが、こういうプレーは、ある程度、イメージができていて、スペースも見えていないとチャレンジはできませんよね。
髙萩 そうですね。アダイウトン選手にパスが通ればチャンスになるという自信がありましたし、無理やり出してもなんとかしてくれるかなということも思っていました。そこは受け手によってもプレーを変えるようにしています。
福西 非常に面白いプレーでした。アグレッシブ賞ですが、今回はアイデア賞も入っているような感じです。このプレーができる技術もありますし、みんなを楽しませてくれている面白さで、今回は選出させてもらいました。
髙萩 ありがとうございます。