「歴史を学ぶのが好き」 元スウェーデン代表DFサロモンソンが挙げる日本の印象的な場所3選は?
“日本ツウ”のサロモンソンが覚えた一番新しい日本語は?
サロモンソンはオフを利用し、日本各地を訪れてきた。住んだ経験がある広島と福岡以外では、「姫路」「奈良」「沖縄」を記憶に残っている場所のトップ3に挙げる。
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「私は歴史を学ぶのがすごく好きで、日本三名城に数えられる熊本城、松本城、姫路城に行ったことがあります。特に姫路城は、訪れた時に人の数が少なく、侍や忍者の時代の雰囲気を味わうことができたので、姫路の名前が出てきました。
奈良にはお寺を含めて8つの世界遺産があると聞いています。お寺1つ取っても、色、立て方、築年数、いろんなことを勉強するのが楽しかったです。沖縄では、沖縄平和公園やひめゆりの塔などに行き、ひめゆり学徒隊についても学びました。第二次世界大戦の話で、女性の人たちがどのように行動していたかを知り、自分の中では勇気を与えてくれるように感じました」
コロナ禍の影響もあり、2020年、21年には日本語の勉強にも積極的に取り組んだサロモンソン。そんな“日本ツウ”の彼が覚えた一番新しい日本語とは――。
「去年、今年とたくさん勉強して、単語を覚えることはできたんですが、残念ながらまだ文章を作るのが難しいです。一番新しい日本語は、たぶん『ときどき』。いろんな人たちが使っているのを聞いて、いろんな場面で重宝するので、自分も最近覚えました(笑)」
異国の地の環境にアジャストし、文化や日々の生活を楽しむ――。サロモンソンがJ1リーグの舞台で輝きを放てる理由の1つと言えるかもしれない。
[プロフィール]
エミル・サロモンソン/1989年4月28日生まれ、スウェーデン出身。エンゲルホルム―ハルムスタッズ―IFKヨーテボリ(いずれもスウェーデン)―広島―福岡。スピード、高精度のクロスに加え、パワフルなシュートも兼ね備える熟練の右サイドバック。大のNBAファンで、好きなチームはシカゴ・ブルズ、好きな選手はケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)とヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)