「歴史を学ぶのが好き」 元スウェーデン代表DFサロモンソンが挙げる日本の印象的な場所3選は?
【インタビュー#2】サロモンソンが抱く日本の印象「素晴らしい国だと理解して来日した」
J1リーグのアビスパ福岡に所属する元スウェーデン代表DFエミル・サロモンソンは、日本文化に積極的に触れている外国籍選手の1人だ。彼のインスタグラムには、浴衣姿や鎧姿、城、神社、大仏など、数々のオフショットが載せられている。来日3年目、スウェーデン出身のサロモンソンは、なぜ日本に魅せられるのか。(取材・文=Football ZONE web編集部・小田智史/全4回の2回目)
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2019年に来日したサロモンソンは、サンフレッチェ広島を経て、20年から福岡でプレー。J2リーグで39試合に出場して昇格に貢献した昨季を経て、今季もJ1リーグで31試合3ゴールを記録している。
「あまり日本語を勉強するのは得意ではなくて」
そう苦笑いするサロモンソン。そのフレンドリーかつ真摯な姿勢はチームの士気を高める重要な要素となっているが、来日当初は言葉の壁に悩む時期もあったという。そのなかで、日本の文化やパーソナリティーに助けられたと明かす。
「私は両親に、『人に対して常にリスペクトを持って接しなさい』と言われてきました。そして、人を笑顔にするために、自分も笑顔でいることを意識して、生きてきました。“日本流”というか、日本の文化が自分とすごくフィットしたおかげで、ほかの人にも良い影響を与えられているのかなと思います」
異国の地・日本で「驚いたことはあまりない」という。それは、母国スウェーデンとの友好的な関係も踏まえ、もともと抱いていたポジティブな印象が大きく作用したようだ。
「まず、スウェーデンは日本のことをすごくリスペクトしています。そして、日本の方がスウェーデンに来ても尊敬した行動をしてくれるので、日本は素晴らしい国だと理解したうえで来日しました。だから、驚いたことはあまりないかもしれません」