「今年が一番輝いている」 福岡DFサロモンソンが日本で追求し続ける“最高の自分”
サロモンソンが魅力を感じたアビスパの「未来へのポテンシャル」
福岡は2001年にJ2降格を経験以降、5年ごとに昇格し、その翌年に降格という5年周期が続いた。しかし、“4度目の正直”に挑んだ今季は一度も降格圏を経験せず、一時は5位と上位争いを展開。6試合を残してJ1残留を決め、J1でのシーズン最高位を更新するのは確実だ。チームとしての成長を、サロモンソンも実感しているという。
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「J1に昇格して、ジンクスを壊して残留できたのは、チーム全員が謙虚に、(長谷部茂利)監督が言っていることを必ず聞き、チームとして戦うんだと選手たちの気持ちが1つになったからです。昨シーズンから大きく変わったというよりは、成長したと言うほうが正しいかもしれません。一体感が自分たちの一番の強さで、今年さらにレベルアップできた。シーズン前は自分も少し怖かったというか、チームとしてJ1で戦えるか不安な部分はありました。でも、こうしてシーズンを通してしっかりと戦ってこれた自分たちを誇らしく思います」
サロモンソンの目には、「アビスパ福岡」のクラブとしての魅力はどのように映っているのか。
「私は広島、福岡と2つの都市でプレーしてきました。サンフレッチェ広島も、アビスパ福岡も自分にとっては最高のチームなんですが、広島は福岡よりも大きなチームで、J1優勝経験もあり、J1に常にいるというイメージです。福岡に来た理由として、アビスパが福岡の中でだんだん大きくなりつつあって、そのポテンシャルに惹かれました。アビスパの未来へのポテンシャルをすごく感じています」