財政難のバルサが今冬補強へ シャビ監督が求める市場価値20億円の逸材FWとは?
スイス1部バーゼルのアルトゥール・カブラルに白羽の矢
スペイン1部FCバルセロナで指揮官に就任したクラブOBのシャビ監督は、冬の移籍市場で即戦力のFW補強を要求。スペイン紙「スポルト」は、そのターゲットがスイスでブレイク中のストライカーだと報じている。
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バルサは先日、ロナルド・クーマン監督が解任されて後任にクラブのレジェンドでもあるシャビ氏が就任した。すでに今夏にクーマン監督の肝いりで加入したオランダ人FWルーク・デ・ヨングが放出の可能性を報じられるなど、選手の入れ替えも予想される。
そのFWの代替補強としてシャビ監督が要求しているのが、スイス1部バーゼルのブラジル人FWアルトゥール・カブラルだという。昨夏にブラジルの名門パルメイラスからスイスに渡ったカブラルは、欧州での初年度となった昨季にリーグ戦33試合で18ゴールを挙げると、今季はリーグ戦13試合で13ゴール。UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)では、予選からの通算11試合で11ゴールと得点力を爆発させている。
ドイツ移籍情報専門サイト「transfermarkt」によれば、契約期間は2023年6月まで残っているが、現時点での市場価値は1500万ユーロ(約19億5000万円)とされる。今季開幕前に長年チームを支えたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)との新契約も断念した財政難にあるバルサだが、可能なラインの投資額になる可能性は十分だ。
バルサ再建を目指すシャビ監督が必要とするストライカーは、スペインに渡って大きな飛躍を遂げることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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