マンUスールシャール監督解任、違約金12億円弱の支払い報道 「慰めだった」

ユナイテッド解任となったオレ・グンナー・スールシャール監督【写真:AP】
ユナイテッド解任となったオレ・グンナー・スールシャール監督【写真:AP】

契約延長直後の解任劇「オーナーとファーガソン元監督は、解任を決めた」

 イングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドは、先日にオーレ・グンナー・スールシャール監督を解任した。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」では、その違約金として900万ユーロ(約11億7000万円)が支払われると報じている。

 スールシャール氏は2018年末に解任されたジョゼ・モウリーニョ氏の後継として暫定監督に就任し、そのまま正式監督になった。その後2シーズンをフルで指揮したものの、今季に入っての成績不振により11月21日に解任が発表された。

 レポートでは、ユナイテッドが24年6月まで「豪華な契約を提示し、翌年のオプションも付けた」という契約延長がなされていて、「5時間に及ぶ会議の後、オーナーとアレックス・ファーガソン元監督(常に彼を守り、救ってきた)は、解任を決めた。900万ユーロの違約金は、これ以上ダメージを与えることなく、残りの人生を試合観戦に費やすことを勧める慰めだった」と、解任の裏側を報じた。

 契約延長直後の解任劇だけに、3年近い契約期間がそのまま残っていることもあって違約金は高額なものになったと見られる。それでもなお、ユナイテッドはクラブのOBでもあるスールシャール氏の解任に踏み切った模様だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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