EUROグループステージのベスト11を英メディアが選出 ウェールズから最多3人! MVPはレアルの新FKマエストロに
パイェ、クロース、デ・ブライネも選出
ボランチではウェールズ代表のアーセナルMFアーロン・ラムジー(7.8)とドイツ代表のレアル・マドリードMFトニ・クロース(8.02)が選出された。髪を金髪に染めて見た目もインパクト抜群のラムジーだが、プレーでも輝きを放った。ボール奪取16回はGSでトップの数字。オフザボールの走り込みで得点を奪う姿も印象的だが、1試合平均3.6回のタックルを記録するなど、守備面でも活躍した。クロースは3試合で323本のパス成功と、パス精度では他の追随を許さない。ドイツの攻撃の多くは彼を起点とするなど、存在感は抜群だった。
右サイドはクロアチア代表のインテルMFイバン・ペリシッチ(8.16)GSで2得点1アシスト記録して首位通過の立役者になった。3試合で計6回のタックルと6回のインターセプトと守備にも奔走した。左サイドはフランスの救世主となったウェストハムMFディミトリ・パイェ(8.21)。ルーマニア戦、アルバニア戦と2試合連続ゴール。ルーマニアではここまで1試合では最多となる8回の決定機を演出した。
トップ下はベルギー代表のマンチェスター・シティMFケビン・デ・ブライネ(8.04)。ベルギーをけん引するチャンスメーカーはGSで最多の17回のキーパスを記録。15本のクロス成功もトップだ。同サイトによるマン・オブ・ザ・マッチにも2度選出された。
最後の一人はワントップとして選出されたウェールズのウェールズ代表FWギャレス・ベイル(8.78)。2本の直接FK弾を含む3得点はスペイン代表FWアルバロ・モラタと並んで得点ランクトップタイ。1試合平均5.7本のシュート(全体2位)を放ち、4.3回のドルブル成功(1位)を記録。採点でも最高点を獲得し、同サイトの「プレーヤー・オブ・ザ・グループステージ」に認定された。
ベストイレブンにはウェールズから最多3選手が選出された。優勝候補の強豪からの選出はクロースとパイェ、デ・ブライネ程度。グループステージでは小国の躍進を印象付ける結果となっている。
【了】
ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images