財政難バルサは完全移籍の獲得が困難? シティFWスターリングとの交渉にレンタル+オプションのプラン浮上
財政難により、完全移籍ではなくレンタル+買い取りオプションか
スペイン1部バルセロナは、冬の移籍市場でイングランド代表FWラヒーム・スターリングの獲得を狙っているとされるが、資金難と選手の出場機会の両面から妥協案が交渉されているようだ。英メディア「90min」が報じている。
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バルセロナは先日、ロナルド・クーマン監督が解任されて後任にクラブのレジェンドでもある元スペイン代表MFシャビ氏が就任した。すでに今夏にクーマン監督の肝いりで加入したオランダ代表FWルーク・デ・ヨングが放出の可能性を報じられるなど、選手の入れ替えも予想される。
一方で、バルセロナは今季開幕前に、長年チームの攻撃を支えたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)との契約を断念せざるを得なかったように、資金難の状況で苦しんでいる。そうしたなかで浮上しているスターリング獲得について、イングランド1部マンチェスター・シティとの交渉では妥協案を引き出しているようだ。
レポートでは、選手側の希望が強いこともあって、シティはバルセロナに対して半年間の期限付き移籍に買い取りオプションを含める契約を軸に交渉するという。来季のプレシーズンまでになんらかの形で財政的な手を打つことができれば、完全移籍に移行させることも可能になるかもしれない。
すでに、解任したクーマン監督への違約金なども含めて財政悪化への要素はいくつも指摘されている。その状況でチーム立て直しとシャビ新監督に必要な選手を揃える作業が必要という難しい状況だが、スターリングは救世主としてバルセロナにやってくることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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