「いつか中盤でプレーすると分かっていた」と語るルーニー 手本とする2選手とは?
EUROで中盤起用されるイングランド主将
イングランド代表FWウェイン・ルーニー(マンチェスター・ユナイテッド)は、欧州選手権(EURO)では今季のユナイテッド同様にストライカーではなく、中盤にシフトしてプレーしているが、英国の生んだ中盤の名手2人の流儀を継承していることを明らかにした。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
代表初招集から13年目となるルーニーは、イングランド代表史上最多となる52得点を記録している一方、EUROでは初めて中盤にシフトされた。グループリーグ初戦のロシア戦と第2戦のウェールズ戦では、パス能力の高さとポジショニングの妙を見せて好パフォーマンスを披露。第3戦のスロバキア戦は0-0ドローの重苦しい雰囲気のなか、後半途中からピッチに立ち、中盤でゲームを作ろうとした。
「いつでも起こり得ることだった。24歳の時にも言ったけど、そのうちに中盤に戻ると。それがここ数カ月で起きただけのこと」
ユナイテッドでもルイス・ファン・ハール監督によって中盤に固定され、チャンスメーカーとしてのセンスを研ぎ澄ませた。そんなキャプテンには、最高の手本がいたという。
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