手倉森J主将が浦和の同僚FW興梠のOA参戦を歓迎 「前線でカウンターの起点になれる」

センターラインを固める浦和コンビ

「もともと、オーバーエイジに来る選手はA代表に絡んでいた選手が来るとイメージしていたので、自分が橋渡しをする役割があると思っていたけど、同じチームから入ることでより他の選手に伝えやすいと思う。慎三さんは、いい意味でいろいろなことを気にしない人なので、若い奴らしかいなくても、ブレることもないだろうし、自然体でいるタイプなので話しやすいと思う。僕と慎三さんが話しているところを見るだけで、周りの選手が人柄を理解するんじゃないかと思いますね」

 興梠がオーバーエイジの打診を受託するまでは、「聞かれたことに答えるくらいにしていましたね。決断するのは慎三さんなので、あまりいろいろ言うのも違うと思ったので。来てくれたら嬉しいですよ、と伝えたくらいでした」と、遠藤なりに逡巡する先輩に気を遣っていたという。だが、晴れて正式決定をしたことで「慎三さんがやるって決めてくれたので、一緒に戦う準備をしてくれると思う」と話し、積極的な情報交換もしていけるだろう。

 五輪代表では中盤の中央に君臨する遠藤と、最前線に入るであろう興梠。センターラインを固める浦和コンビが、リオでの躍動に大きな役割を果たしそうだ。

【了】

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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