イブラの“代表ラストダンス”にベルギー10番が示した敬意 「彼は偉大な選手であり続ける」
対戦相手からも惜しまれる“カリスマ”の代表引退
スウェーデン代表のカリスマFWズラタン・イブラヒモビッチは、欧州選手権(EURO)グループステージ第3戦でベルギーに0-1の敗戦を喫したことで、この試合限りで代表のユニホームに別れを告げることになった。A代表通算116試合62得点をマークしたスーパースターのラストダンスとなったことを、対戦相手も嘆いている。UEFA公式サイトが報じた。
ナインゴランのゴールで1-0勝利を飾ったベルギー代表の闘将マルク・ヴィルモッツ監督は、「ズラタン・イブラヒモビッチのキャリアにはブラボーと伝えた。私自身も選手だった。代表でのキャリアをいかに締めくくるか、その難しさは理解している」と語った。
現役時代にシャルケなどで活躍したヴィルモッツ監督は、2002年日韓ワールドカップでの日本代表戦では伝説のオーバーヘッド弾を決めた。70試合28得点の実績とともに、この大会を最後に代表から引退していたが、引き際の難しさは理解していた。
「彼はとても知的なので、警戒が必要だった。時には自陣に引いて、次の瞬間にはDFと1対1の状況を作っていた」
FKやヘディングなどでベルギーゴールに肉薄したカリスマの脅威について、こう証言していた。
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