クロップ監督、電光石火の”48秒弾”の南野拓実を称賛 「タキにどれだけ満足しているか」
現地紙も「今後より多くのプレー時間を与えられる」と予想
リバプールの日本代表MF南野拓実は現地時間11月20日のプレミアリーグ第12節アーセナル戦(4-0)で、途中出場から待望の今季リーグ戦初ゴールを奪った。ユルゲン・クロップ監督は「タキにどれだけ満足しているか」と高評価を与えている。英地元紙「リバプール・エコー」が伝えた。
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試合はリバプールが前半から優位に進め、同39分にセットプレーからFWサディオ・マネがヘディングで先制ゴールを奪った。さらに後半7分にはFWディオゴ・ジョッタ、同28分にはFWモハメド・サラーと3トップ揃い踏みで大量リードを奪った。
そして後半31分にはベンチスタートだった南野がジョッタとの交代でピッチに立ち、アーセナルの日本代表DF冨安健洋との日本人対決が実現。すると、その直後のプレーで南野がゴールを奪う。
マネからサラー、そして右サイドのDFトレント・アレクサンダー=アーノルドへとつないで攻め込むと、最後はグラウンダーのクロスをファーサイドに走り込んだ南野が冨安の目の前でゴールへと押し込んだ。
今季すでにリーグカップでは2試合で3得点を決めていた南野だが、プレミアリーグではこれが初ゴール。さらに“リバプールの選手として”アンフィールドでの初得点となった。オーストリア1部ザルツブルク時代の2019年10月2日、UEFAチャンピオンズリーグでリバプールを相手に得点を決めていたが、アンフィールドでのゴールはその時以来2年ぶりとなる。
クロップ監督は試合後、「タキ(南野)にどれだけ満足しているか。彼は素晴らしい瞬間を過ごし、4ポジションで我々の解決策となった。彼は日本のためによくプレーしたと確信してる。今、彼はここにいて、我々にとって非常に重要な存在だ。今日のプレーが、いかにうまくトレーニングをしているかを反映している」
「リバプール・エコー」紙は、サラーとマネが来年1月にアフリカ・ネーションズカップに出場することもあり、「ミナミノは今後数週間でより多くのプレー時間を与えられるだろう」と予測していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)