川崎ルーキーMF、華麗ダブルタッチ&絶妙パスに感嘆の嵐 「痺れる」「劇場の開幕」
川崎MF橘田がC大阪の原川、奥埜を華麗なテクニックで翻弄
今季J1リーグ優勝を決めている川崎フロンターレは、11月20日に行われた敵地での第36節セレッソ大阪戦に4-1で快勝した。エースの元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアンが2ゴールを挙げたなか、大卒ルーキーが披露した華麗なテクニックに感嘆の声が上がっている。
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川崎は前半5分、MF脇坂泰斗が前線へ送ったパスのこぼれ球にいち早く反応したL・ダミアンが右足でゴール左へ流し込み、幸先よく先制。そのままスコアは動かず、迎えた同40分だった。
中盤でボールを奪った大卒ルーキーのMF橘田健人がセンターサークル付近でドリブルを開始。プレスに来たC大阪MF原川力を鮮やかなダブルタッチでかわすと、食らいつく原川のタックルも回避する。さらに、寄せてきたMF奥埜博亮も抜き去り、右サイドのMF家長昭博へ展開。家長がスルーパスを送り、走り込んだL・ダミアンがペナルティーエリア内からニアサイドへ強烈なシュートを放ち、これが右ポストに当たってゴールに吸い込まれた。
L・ダミアンのゴラッソはもちろん、ゴールの起点となった橘田のプレーを、スポーツチャンネル「DAZN」公式ツイッターが、「橘田健人が見事なドリブルからチャンスメイク。家長昭博のラストパスをダミアンが豪快にゴールへ蹴り込んだ」とピックアップ。ファンからは「原川と奥埜を吹き飛ばす新卒1年目がいるんですよ」「橘田痺れたわ」「橘田劇場の開幕だ」「川崎にエンゴロ・カンテおる」といった感嘆の声が上がった。
今季、桐蔭横浜大から加入した23歳のルーキー橘田は、MF田中碧(デュッセルドルフ)の移籍後に一気に台頭。4-3-3のレギュラーアンカーを務めており、今後のさらなる成長に期待が懸かる。
なお、試合はその後、FWマルシーニョ、途中出場のFW宮城天が追加点を奪った川崎が4-1で勝利している。