セルティック古橋の起用法、最適ポジションへクラブOBが持論 「問題を起こさせる」
元スコットランド代表FWフランク・マクアベニー氏が古橋の適正はCFと主張
スコットランド1部セルティックは現地時間11月20日、リーグカップ準決勝でセント・ジョンストンと対戦する。日本代表FW古橋亨梧の活躍が期待されるなか、クラブOBはセンターフォワード(CF)起用を推奨している。
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今夏にJ1リーグのヴィッセル神戸からセルティックへ移籍した古橋。ここまで公式戦18試合で13ゴールを挙げ、ストライカーとして評価を高めている。チームを指揮するアンジェ・ポステコグルー監督は古橋を一時、サイドハーフで起用した試合もあったが、その際は持ち味を発揮できず。CF起用の試合での躍動を踏まえれば、中央でプレーさせるのが最も効果的と言っていい。
1992~94年にセルティックでもプレーした元スコットランド代表FWフランク・マクアベニー氏は、英メディア「フットボール・インサイダー」でポステコグルー監督に向けて古橋の起用法を説いている。
「アンジェ(ポステコグルー監督)がキョウゴをワイドでプレーさせることに終止符を打ったと願いたい。チームにできるだけ多くのアタッカーを入れようとしたが、実際にはうまくいかなかった。キョウゴはジョタがサポートしてくれる中央にいる必要がある。ワイドでプレーさせるのは間違いだ。彼の動きは信じられない。その走りを含めてどんなディフェンスにも問題を起こさせるだろう」
古橋はポルトガル人MFジョタと好連係を築いており、古橋が中央、ジョタをサイドに置く現在の形を継続する必要があると話す。
「(リーグカップ)準決勝は新しいスタイルを試す場所ではない。クラブにとって大きなゲーム。最善を尽くしたチームで戦わないといけない。つまり、キョウゴはワイドではなく、前線でプレーするということ。1-0ではなく、4-3で勝たなければいけないかもしれない、だからアタッカーは最適なポジションでべストを尽くす必要がある」
11月の日本代表戦でもCFでの起用だった古橋。今後のセルティックの戦いでも、中央が主戦場となるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)