なでしこジャパン、オランダ遠征で岩渕ら海外組が初合流 池田監督「楽しみにしている」
岩渕や長谷川ら海外組を初招集 アイスランド、オランダと対戦
なでしこジャパン(日本女子代表)は11月19日、オランダ遠征のメンバー23人を発表。池田太新監督はオンライン会見で、初陣に向けて「ゴールに向かう、ボールを奪いに行く、縦への推進力をトライしていきたい」と意気込みを語った。
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なでしこジャパンはベスト8に終わった東京五輪後、高倉麻子監督に代わって池田監督が就任。10月には国内組を対象にトレーニングキャンプを行った。
来年1月にインドで開催される女子アジアカップを控えるなか、今回の11月のオランダ遠征では、25日にアイスランド(FIFAランク16位)、29日にオランダ(同4位)と国際親善試合で対戦予定。メンバーにはDF熊谷紗希(バイエルン・ミュンヘン)、DF宝田沙織(ワシントン・スピリット)、MF長谷川唯(ウェストハム)、MF林穂之香(AIKフットボール)、FW岩渕真奈(アーセナル)と初めて海外組も名を連ねた。
池田監督は、海外組の合流について「楽しみにしている」と話し、初陣の戦いに向けてはアグレッシブさとチャレンジをキーワードに挙げた。
「自チームでのパフォーマンス、グループで何ができるか、チームのバランス、様々な点からメンバーを選びました。なでしこのアグレッシブさ、ゴールに向かう、ボールを奪いに行く、縦への推進力をトライしていきたいと思います。アイスランドは組織的なプレーもあるし、個々の能力もある。コレクティブでアグレッシブなサッカーがどれだけできるか試したい。オランダもチーム力のある相手で、オランダの良さを消しながら、どう自分たちの良さを出していくか。駆け引きのなかでウィークポイント、通用することを見極めていきたいと思います」
2011年に女子ワールドカップ(W杯)で優勝した頃の輝きを取り戻せるか。なでしこジャパンの新たなスタートに注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)