浦和ロドリゲス監督、3選手退団に本音吐露で思わず涙 「すごく愛情を感じているが…」

タイトル獲得を期す「阿部が天皇杯のカップを掲げる姿を想像しながらやっていきたい」

 それでもロドリゲス監督は、「彼らとは良い関係。毎朝スパイクをはく時に槙野がいて、そこにウガが来て話をする。その時に阿部は少し離れたところにいますけど」と、ふとした日常を思い返し、通訳の羽生直行さんも声を詰まらせながら「試合日に私はグラウンドをランニングすることもあるけど、その時にメンバー外の阿部が近づいてきて『頑張って勝ってきてくれ』と声をかけてくれる。みんなができることではない。スペインでは見られないもの。それは彼の人間力です」と涙ぐんだ。

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 浦和は今後、リーグ戦の残り3試合を戦った後に天皇杯の準決勝以降の試合を残す。ロドリゲス監督は「彼らのチームへの貢献は残るもの。この状況をモチベーションに感じてやりたい。例えば1か月後、阿部が天皇杯のカップを掲げる姿を想像しながらやっていきたい」と、惜別の思いを力に変えることを誓った。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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