1位は衝撃の週給1億2300万円で世界最高 中国でプレーした「高給取り選手トップ10」
1位は元アルゼンチン代表FWラベッシ、年俸換算で約60億円
中国1部スーパーリーグはかつて“爆買い”で大きな注目を集め、莫大な資金力を武器に欧州から多くのスター選手が活躍の場を求めた。現在ではバブルは弾けたが、当時プレーしていた選手たちは破格の高額給与を受け取っていた。英紙「デイリー・スター」はそんな中国でプレーしていた高給取り選手トップ10を特集している。
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中国サッカー史上最も高額サラリーを受け取っていたのは2016年にパリ・サンジェルマンから河北華夏に加入した元アルゼンチン代表FWエセキエル・ラベッシだ。セリエAのナポリでも活躍したアタッカーの週給は79万8000ポンド(約1億2300万円)。年俸換算では日本円で約60億円となり、全世界で最も高給取りの選手となった。
それに続くのが17年に上海申花に加入した元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスで週給63万4615ポンド(約9800万円)。このランキングはアルゼンチン人選手がワンツーを飾った。
3位は2017年にチェルシーから上海上港(現・上海ポートFC)に渡った元ブラジル代表MFオスカルの週給50万ポンド(約7700万円)。移籍当時まだ25歳の若さだったこともあり、オスカルの中国移籍は大きな大きなサプライズを提供。中国による“爆買い”を象徴する選手の1人だ。
その他にはJリーグでのプレー経験もある元ブラジル代表FWフッキやバルセロナなどでもプレーした元ブラジル代表MFパウリーニョ、デイビッド・モイーズ監督(現ウェストハム)の秘蔵っ子としても知られる元ベルギー代表MFマルアン・フェライニなどが名を連ねている。
中国クラブによる爆買いが大きな注目を集めたのは16年から17年頃。現在はサラリーキャップが導入されたことと、隆盛だった金満クラブの親会社が財政難に陥った影響などで当時の勢いはすっかり鳴りを潜めている。再び中国クラブにスター選手が集まる時代はやってくるのだろうか。