三笘は「日本の武器になりえる」、原口の「ギラギラ感は評価したい」

＜途中出場＞
■三笘　薫（ロイヤル・ユニオン・サン＝ジロワーズ／MF／←ハーフタイムIN）＝★★★★★（5つ星）
　最初の強引なドリブルで相手に脅威を与え、オマーンの守備陣をバタつかせた。三笘が1人でゲームを変えたと言っても過言ではない。1人で違いを作れる存在で、三笘のドリブルは日本の武器になりえる。あとは周りがどれだけ三笘を助ける動きができるか。そうすれば、一層脅威に与えられる。三笘のプレーは見ていて単純に面白い。

■古橋亨梧（セルティック／FW／←後半17分IN）＝★★★（3つ星）
　動き自体は良かったが、肝心のパスがなかなか出てこなかった。相手の最終ライン裏を狙う動き出しをしているのは古橋。その点の上手さは大迫より上だ。ただパスの出し手が感じていない場面が多く、古橋も遠慮せずに要求していい。

■中山雄太（ズウォレ／DF／←後半17分IN）＝★★★★（4つ星）
　やはり左利きの良さが出ている。ボールを持って、キックフェイントを見せるだけでも相手が身構える。ゴールの場面でも中山がいいボールの持ち方をして、三笘に的確につなげていた。

■浅野拓磨（ボーフム／FW／←後半37分IN）＝採点なし
　自分のやるべきことを分かっている。短い出場時間のなかでタスクをこなそうとする姿勢は見せたし、森保監督もそうした点を評価しているのだろう。

■原口元気（ウニオン・ベルリン／MF／←後半43分IN）＝採点なし
　自分から出場を求める発言をしていたが、あのギラギラ感は評価したい。モチベーションも高いだけに、ある程度長い時間プレーする時間を見たかった。