「三笘と明暗」「存在感消失」 オマーン戦の森保J、英記者が“低評価”で酷評した日本人選手は?
CBコンビを高く評価「ボール奪取も見事」「決定機も与えず」
森保一監督率いる日本代表は、11月16日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のアウエーでオマーン代表と対戦し、FW伊東純也(ヘンク)のゴールで日本が1-0と勝利した。かつてアジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、W杯を6大会連続で取材した英国人記者のマイケル・チャーチ氏が先発イレブンを採点。ハーフタイムで交代となったMF柴崎岳(レガネス)を「存在感消失」「非効率」と落第点を与える一方、不発続きのFW南野拓実(リバプール)とFW大迫勇也(大迫勇也)にも厳しい評価を与えている。
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カタールW杯アジア最終予選第6節・オマーン戦日本代表スタメン11人の採点(10点満点)
【GK】
■権田修一(清水エスパルス) 5点
試合の大半を傍観者として眺めていたが、前半に長友との交錯の場面が最終ラインとの連係不足を際立たせる格好に。日本にとっては幸運なことに、オマーンは弱みにつけ込むことはできなかった。
【DF】
■山根(川崎フロンターレ) 5点
酒井の穴を代役として埋めて優秀さを示したが、スピードの欠如は否めず。ファイナルサードで崩しの選択肢に慣れていない。
■吉田麻也(サンプドリア) 6点
冨安とともにオマーン攻撃陣を沈黙させ、決定機も与えず。
■冨安健洋(アーセナル) 6点
コンディション万全の冨安はトラブルの芽を取り除き続けた。ボール奪取も見事。
■長友佑都(FC東京) 5点
権田との序盤の連係ミスは反省材料の1つだが、左サイドの攻撃参加でエネルギーを発散した。
マイケル・チャーチ
アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。