後半にミスも散見していたなか、伊東が決勝ゴールの活躍

＜MF＞
■遠藤　航（シュツットガルト）＝★★★☆☆
　日本の攻撃がシュートまで行けなかった際、素早くボールへ寄せていき相手のカウンターの芽を摘んだ。ダブルボランチになった後半は、高い位置で持ち前の強さを発揮する場面も増えた。

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■田中　碧（デュッセルドルフ）＝★★★☆☆
　3試合連続となる先発出場で、2度目のフル出場を果たす。前半は中盤3枚の一角として、後半はダブルボランチで安定したプレーぶり。中盤でボールの出し入れに関わりながら、前線にも顔を出してゴールを目指す姿勢を見せた。

■柴崎　岳（レガネス）＝★★☆☆☆（→ハーフタイムOUT）
　出場停止となったMF守田英正に代わり、3試合ぶりの先発出場を果たす。全体的に動きの少なかった前半に攻撃を活性化させようとロングパスを試みるが、効果的とは言えず。前半のみでベンチへ退いた。

■南野拓実（リバプール）＝★★☆☆☆（→後半17分OUT）
　球際の強さや切り替えの早さが光ったものの、決定的なシーンは作れず。後半5分には大迫のシュートのこぼれ球を回収したが、ほとんど角度のない位置からのシュートは枠を捉えられなかった。所属クラブと背番号の与える期待感は満たせない出来。

■伊東純也（ヘンク）＝★★★★☆（→後半37分OUT）
　自身へのパスコースと前方のスペースを消されて、序盤から思うようにパスを受けられず。前半23分には長友からのクロスをフリーで受けたが、ボレーは枠を外れた。横パスがずれる場面も散見していたが、殊勲の決勝ゴールを挙げて帳消しに。勝ち点3を呼び込む。