2連勝の日本、W杯出場圏内へ浮上! 豪州は痛恨ドローで3位転落【アジア最終予選】
オマーンに勝利した日本がB組2位に浮上、首位のサウジは無敗キープ
カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選は、各地で16日に全10試合中の第6戦が行われ、オマーンに勝利した日本がB組2位に浮上した。
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敵地でベトナムと対戦した首位のサウジアラビアは、高いボール保持率の試合に持ち込みながら苦戦したものの前半31分に先制ゴールを奪うとそのまま1-0で逃げ切り勝ち。5勝1分の無敗で勝ち点を16に伸ばして首位をキープした。
それを受けて開始前の時点で2位のオーストラリアは、中国のホームながらUAE開催になったゲームでJ2ファジアーノ岡山に所属のFWミッチェル・デュークが先制点を奪ったものの、後半にスペインでプレーする中国代表FWウー・レイにPKで同点ゴールを許して1-1の引き分け。3勝2分1敗の勝ち点11にとどまった。
約1時間遅くキックオフになった日本の敵地オマーン戦は、前半は停滞感のあふれる展開でスコアレスで折り返したものの、後半から出場したA代表デビューのFW三笘薫が躍動。後半36分に三笘のアシストでFW伊東純也が決勝ゴールを奪って1-0で勝利した。
この結果、日本は4勝2敗で勝ち点を12に伸ばしてオーストラリアを逆転して2位に浮上した。この最終予選ではA組とB組の2位以内4チームが本戦への出場権を獲得し、3位同士がプレーオフを開催。その勝者は大陸間プレーオフへの出場となるため、2位と3位の間に大きな差があるシステムになっている。
日本は1月末からのインターナショナル・マッチウィークで、中国戦とサウジアラビア戦をいずれもホームで戦う。そして3月にはオーストラリアと敵地での決戦が待っている。初戦でオマーンとのホームゲームで敗れたところから苦しい立場に追い込まれていた日本だが、後半戦の初戦を終えてようやく本戦への出場権を得られる順位に浮上した。
B組順位は以下の通り。
■W杯アジア最終予選・グループB順位表
1位 サウジアラビア 勝ち点16 +6
2位 日本 勝ち点12 +2
3位 オーストラリア 勝ち点11 +5
4位 オマーン 勝ち点7 -1
5位 中国 勝ち点5 -4
6位 ベトナム 勝ち点0 -8