浦和、DF槙野智章と今季限りで契約満了発表「浦和での10年間。僕にとって大きな財産で宝物」 “現役続行”も表明
クラブが公式発表
浦和レッズが11月16日、元日本代表DF槙野智章が今シーズン限りで退団すると発表した。
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現在34歳の槙野は2006年にサンフレッチェ広島ユースからトップチームに昇格。徐々に頭角を現してスタメンに定着すると、2010年12月ドイツ1部ケルンへ移籍した。12年1月に浦和へ加入し、以降は毎年コンスタントに出場を重ね、今季で在籍10年目を迎えていた。
槙野はクラブを通じて次のコメントを発表している。
「『浦和レッズを愛するみなさま』2021年シーズンまだ試合は続きますが、みなさまにお伝えしたいことがあります。このたび、私、槙野智章は契約満了になり、浦和レッズを離れることとなりました。浦和での10年間。僕にとって大きな財産であり、宝物であり、僕の全てです。ファン・サポーターのみなさんが僕を強くしてくれました。成長させてくれました。みなさんが居なければ今の僕は存在しません。勝っているとき、負けているとき、どんなときでも僕の後押しをしてくれました。みなさんの声が、作り出す空気が、いつも勇気を与えてくれて、だから僕は勇敢に闘えました。その声援で僕はサッカー選手として強くなれたと思っています。浦和レッズとのお別れの時が、ユニフォームを脱ぐタイミング。と考えていたのですが、今となっては叶わぬ夢となりました。チームは変わりますが、また埼玉スタジアムに帰って来た際には、今まで浴びせたことのない特大の大きな大きなブーイングをしてください。それまでもう少し走り続けたいと考えています。10年の振り返りで、喜びや、悲しみ、などの多くの感情があり、文章で表しきれませんが、素直な気持ちでいうと、とても悲しいです。寂しいです。それでも僕は幸せです。ありがとう。浦和レッズ。行ってきます。浦和レッズ。We are REDS!」
(FOOTBALL ZONE編集部)