日本戦は「国家的使命」 オマーンの勝利に懸ける想い「日本はもはや“ブギーマン”ではない」

ホームで日本代表を迎えるオマーン代表【写真:Getty Images】
ホームで日本代表を迎えるオマーン代表【写真:Getty Images】

16日にオマーンのホームで日本と激突 「カップ決勝戦と同じ」と重要性を強調

 森保一監督率いる日本代表(FIFAランク28位)は、11月16日(日本時間25時キックオフ)にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第6節でオマーン(同77位)と対戦する。オマーン紙「Al Watan」は「今日の試合はカップ決勝戦と同じ」「あらゆる層が参加しなければならない国家的使命」と、勝利に懸ける並々ならぬ想いを伝えている。

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 日本は最終予選の初戦でオマーンに0-1とよもやの敗戦。続く中国戦で1-0と勝利するも、第3節サウジアラビア戦で0-1と敗れて苦境に立たされた。その後、オーストラリア戦(2-1)、ベトナム戦(1-0)と連勝を飾り、勝ち点9で3位につけている。

 一方のオマーンは勝ち点7の4位で追走するなか、オマーン紙「Al Watan」は「熱狂の夜、そして期待される場でこれまでにない新たな栄光を求めて、今日の試合はカップ決勝戦と同じ試合になる。我々の代表チームは、今日の夜にワールドカップ予選で日本との激しい試合を行う。カタールW杯出場という夢に近づくため、両者にとって重要な勝ち点3点を求める試合だ」と報じた。

 オマーンにとって、再び格上の日本に勝てばW杯出場の可能性が広がる。「我々のチームが黄金のチャンスを掴みたいと思うならば、障害を乗り越えなければならない。日本は大阪で行われたホーム戦で敗北の苦渋を味わい、リベンジマッチだと考えている」と、日本にとっても負けられない一戦と強調した。

「今日の日本戦は、社会のあらゆる層が参加しなければならない国家的使命だ」と重要性を説きつつ、「大阪での日本戦勝利と試合の流れをコントロールできたことは、サムライたち(日本)が、もはやアジアのチームが恐れる 『ブギーマン』(民間伝承における幽霊に類似した怪物)ではないという大きなモチベーションになった」と紹介した。

 日本戦で必勝を期すオマーン。アウェーの地に乗り込んだ森保ジャパンは勝ち点3をもぎ取ることができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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