メッシ劇場だ! コパ4強で衝撃FK弾と2アシストの大活躍 アルゼンチン決勝進出の立役者に

開催国アメリカを4-0撃破 アルゼンチン代表通算55得点で単独首位に立つ

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)が21日(日本時間22日)のコパ・アメリカ・センテナリオ(南米選手権)準決勝アメリカ戦で驚愕のスーパーFK弾を決める活躍で、アルゼンチン代表史上最多となる通算55得点目を記録。チームを決勝に導いた。2アシストも記録する千両役者ぶりで4-0勝利に大きく貢献した。

 準々決勝から中3日で迎えた一戦で、メッシがいきなり魅せた。前半3分にショートコーナーからの展開で背番号「10」が冷静に浮き球パスを送り、FWラベッシが抜け出す。ラベッシがヘディングで合わせてアルゼンチンが先制した。

 これで勢いに乗ったメッシは衝撃のゴラッソを叩き込んだ。前半32分、自身のドリブル突破で得た右約25mの位置からの直接FKのチャンスでメッシが左足インフロントで強振する。相手の壁4枚を超えてから急激なカーブがかかってゴール右隅を捉えた。ファーサイドを警戒していた相手GKグザンを無力化する衝撃の一撃でネットを揺らした。

 開催国優勝を願うアメリカのファンすら感嘆の声を挙げたゴラッソは、メッシにとって今大会グループリーグ第2戦パナマ戦以来となる直接FK弾。そして、伝説のストライカー、ガブリエル・バティストゥータ氏と並んでいた代表歴代ゴール記録を55に更新し、歴代トップに立つ節目のゴールとなった。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング