「アジアのレベルが…」 森保監督が“苦戦”続く最終予選へ言及「厳しい戦いあり得る」
16日のオマーン戦前日会見に対応、「最善の準備を尽くしたい」と意欲
日本代表の森保一監督が11月15日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオマーン戦に向けたオンライン会見に対応。今予選ではすでに2敗を喫するなど、近年になく苦戦が続いている状況を問われ、アジア全体のレベル向上を引き合いに見解を述べた。
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日本は11日のベトナム戦(アウェー)で1-0の勝利を収め、今予選通算成績を3勝2敗とした。10月12日のオーストラリア戦(2-1)に続く勝利を収め、グループ4位からひとつ順位を上げたが、試合内容には課題を残し、本大会出場権獲得となる2位以内への進出へ不安を残している。
16日に敵地で戦うオマーンとは、アジア最終予選の初戦で対戦し0-1と敗戦。FW大迫勇也(ヴィッセル神戸)が徹底マークに遭ったことで攻撃が機能せず、ホームで手痛い黒星スタートを喫した嫌なイメージが付きまとうが、森保監督は「同じ相手に負けられない。アウェーで厳しい戦いになるが、勝ち点3を取れるように最善の準備を尽くしたい」と誓った。
アジアではトップクラスの実力を誇ってきた日本も、今予選ではサウジアラビア戦(0-1)を含めて2敗中。会見では近年になく苦戦を強いられている状況に対する質問も挙がり、森保監督は「これまで苦しい、厳しい戦いという部分では、アジア全体のレベルが上がっていると言えると思うので、厳しい戦いになるのもあり得ること」と語り、一筋縄ではいかないW杯最終予選への見解も述べた。
「これまでの出場に向けても、過去を振り返れば出場しているのでこれまでの戦いは忘れられがちだが、苦しい戦い、厳しい予選を勝ち抜いているということ。それを忘れず、最後まであきらめずに目の前の一戦に最善の準備をしていきチームとして一戦、一戦、戦っていけば必ず勝利をつかんでいけると思う」
W杯初出場となった1998年のフランス大会から7大会連続の本大会出場に向け、まずは目前に迫ったオマーン戦にすべてを注ぐ。
(FOOTBALL ZONE編集部)