柴崎岳、1トップ“孤立”阻止へ…”距離感”へ持論 「もう少し変化しても良いと思う」
MF守田英正の出場停止により出番が回る可能性も 「役割は意識している」
日本代表のDF柴崎岳(レガネス)が、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオマーン戦に向けたオンライン会見に対応。MF守田英正(サンタ・クララ)の出場停止により出番が回る可能性も出てきたなか、1トップとの距離感へ持論を述べた。
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柴崎は10月のオーストラリア戦(2-1)、11月11日のベトナム戦(1-0)とスタメンを外れたが、アウェーのオマーン戦では守田が累積警告により出場停止に。その代役の1人として、柴崎が候補として挙がり「シュートやラストパス、その1つ前のパス、どちらかといえばゲームメーカーというよりフィニッシャーやパスを出す役割は意識している」と、4-3-3システムを使用した際のイメージを語った。
ベトナム戦では主導権を握りながらも1点止まり。1トップを務めたFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)を十分に生かし切れない現状も見え隠れしている点については「システムの話をすると、1トップで孤立しがちなのは起こりえる」と指摘。一方で「ワイドには裏抜けできる選手が配置されている。大迫さんが少し低い位置にいたとしても、バランスはそこまで悪くないと思う」との見解も示した。
1トップを起点にした攻撃パターンは、前回のオマーン戦でも十分に対策された。そこに拘るだけでは苦戦必至となるが「キープ力のある大迫さんに頼らざる得ない状況も出ると思う」と柴崎。「より前で絡んでいくような仕事、役割を、もともと僕はそういう選手だし、やっていきたい。サポートの距離感はもう少し変化しても良いと思う」と、1トップとの”距離感”へイメージを膨らませた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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