EURO決勝トーナメントに異変! 独、伊、西、仏、英が潰し合う衝撃の“死の山”が誕生
イタリア対スペインの前回大会決勝の顔合わせが16強でいきなり実現
欧州選手権(EURO)の決勝トーナメントで「死の組」ならぬ、「死の山」が誕生した。大会3連覇を目指すスペインがクロアチアに1-2で逆転負けしたことで、D組2位にまさかの転落。準決勝までのトーナメント表を見ると、開催国フランス、スペイン、イタリア、ドイツ、イングランドという優勝候補と強豪国が固まる状況になり、決勝進出までに潰し合いを演じることになった。
スペインは21日のクロアチア戦で、試合序盤に華麗なパスワークでゴールを奪ったものの、前半終了間際に同点に追いつかれ、後半には主将のDFセルヒオ・ラモスがPKを失敗。後半41分には相手MFイバン・ペリシッチに勝ち越し点を許して痛恨の敗戦を喫した。クロアチアが勝ち点を7に積み上げたことで、スペインは2位通過となった。
スペインが2位に転落したことで、E組首位が確定しているイタリアとの対戦が決定。早くも前回大会決勝のリマッチが実現することになった。だがスペインとイタリアの両国は、激闘を制して勝ち上がっても、準々決勝以降もいばらの道が待ち受けている。
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