冨安健洋は「自信が増している」 吉田麻也が語った”相棒”の進化「任せる部分多い」
今夏アーセナルへ加入した23歳のCBに言及 「充実した時期を過ごしていると思う」
日本代表は13日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選・第6節オマーン戦に向けたオンライン会見を実施し、キャプテンのDF吉田麻也(サンプドリア)が、センターバック(CB)コンビを組むDF冨安健洋(アーセナル)への印象に触れた。
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森保ジャパンで不動のCBに君臨する冨安は今夏、イタリア1部のボローニャからイングランド1部の名門アーセナルへ移籍。加入後、チームでは右サイドバック(SB)を務め、手堅い守備で評価は急上昇し、第4節ノリッジ・シティ戦(1-0)でのデビューからプレミアリーグで無敗を続けている。
アーセナル加入から2か月が経つ23歳のCBについて、代表でCBコンビを組んできた吉田は「充実した時期を過ごしていると思う。目まぐるしく日常が変わる中で色々なものを吸収できていると思う」と推察。イタリアからイングランドへと移ったことで困難は伴うとの見解を示しつつも「毎日感じているんじゃないか」と指摘し、海外組の先輩としてエールも送る。
「一番難しいのは出続けること。これが1シーズン続いたら本当に凄いけど、シーズンが終わったら次の壁が出てくる。今は目の前のことを全力でやって、壁を二段越えするくらいで行ってほしい」
不動のCBコンビとして冨安のプレーを間近で見てきた吉田は、ここ最近のパフォーマンスについて「試合の中ではアーセナルに行ったからではないと思うけど、自信が増していると思う。僕が任せる部分が多くなっているし、お互いの要求も高まっている」と、進化を指摘。そのうえで「今後、相手チームは2人を崩すのは難しいなと思うくらいのものができれば」と、さらなる高みを見据えていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)