「これはアジアの国が学ぶべきだ」 サッカー日本代表の“美マナー”を海外絶賛「美しい光景」

日本代表スタッフの試合後の行動に注目(※写真は日本代表イレブン)【写真:©JFA】
日本代表スタッフの試合後の行動に注目(※写真は日本代表イレブン)【写真:©JFA】

試合後、両チームの選手たちが使用した給水用ペットボトルを回収

 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の敵地ベトナム戦後、日本代表スタッフのある振る舞いが現地で話題となっている。試合後、両チームの選手たちが使用した給水用ペットボトルを、代表チームスタッフが回収。ベトナムメディアは「ファンの心に美しいイメージを残した」と賛辞を送った。

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 日本は現地時間11日、ベトナムとのアウェー戦で1-0と勝利。ミーディンスタジアムに乗り込んだ一戦では前半17分、FW大迫勇也(ヴィッセル神戸)が起点となった形から、MF南野拓実(リバプール)のクロスをMF伊東純也(ヘンク)が押し込み、前回のオーストラリア戦(2-1)に続いて連勝を飾った。

 そんななか、ベトナムメディアが試合後のある光景に注目。「LAO DONG」は「ベトナム戦を終えた日本人のプロ意識」と見出しが打たれた記事で、森保一監督を中心にベンチ前でミーティングを実施したシーンや出番のなかった選手たちがピッチで体を動かしていた場面に触れつつ、代表スタッフが給水用ペットボトルを回収している姿に熱視線を注いでいる。

 同メディアは「日本チームのスタッフは、ベトナムのファンの心に美しいイメージを残した。具体的には、スタジアムで両チームの選手が使用した水のボトルは、日本チームのロジスティクスチームがきれいに掃除してくれた。これは、チームの使命ではないが、日本人のプロ意識と文化を感じさせる美しい光景だった。これは、アジア地域の国々、特にベトナムが学ぶべきことだ」と称賛した。

 また「SOHA」では「日本のサッカーチームのスタッフが熱心に水の入ったボトルを拾い、ミーディンスタジアムを掃除している姿に対し、多くのファンが興奮した」と報じられている。

 日本の美徳マナーで思い起こされるのは、2018年ロシアW杯で見せた振る舞いだろう。日本は惜しくも16強でベルギーに2-3と敗れて敗退したなか、綺麗に清掃された試合後のロッカー室にロシア語で「ありがとう」と書いたメッセージを残して世界中から賛辞が相次いだが、日本チームによる試合後の振る舞いに再びスポットライトが当てられた。

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