「いい選手を試す勇気もないのか」 森保ジャパンの問題点を金田喜稔が指摘「疑問しかない」
所属チームでのパフォーマンスを重視 「大迫や南野が悪いということではなく…」
金田氏はFW古橋亨梧(セルティック)の名前を挙げつつ、「古橋はチームでも結果を残し、ここまでコンスタントにゴールを決めている。なぜ古橋が先発で使われないのか疑問しかない」と語気を強める。
古橋は今夏にスコットランド1部セルティックへ移籍後、公式戦18試合13ゴールと大活躍。11月7日に行われたダンディーFC戦(4-2)でも2ゴールと出色のパフォーマンスを見せた。
「ベトナム戦の先発3トップで、所属チームにおいてコンスタントに結果を残しているのは誰か。伊東純也しかいないのは明らかだ。大迫や南野が悪いということではなく、単純に結果を残している選手、調子がいい選手をなぜ使わないのか、そしてなぜ使えないのか。海外組のパフォーマンスもチェックしているはずだが、なぜ先発で使わないのか本当に分からない。いい選手を試す勇気もないのかと問いたい」
さらに金田氏は、ベルギーで存在感を高めているMF三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)、J1リーグで21ゴールを挙げて得点ランキング首位に立つFW前田大然(横浜F・マリノス)の名前も挙げる。
「三笘や前田もチームでいいパフォーマンスを見せている。その選手たちをもっと出してあげてもいい。コンディションや調子がいまひとつの選手を出すぐらいなら、いい状態の選手を送り出してあげてほしい。競争がそこから生まれ、チームも成長していく」
日本は16日にアウェーでオマーンと対戦する。森保監督は誰をスタメンとして送り出すのか注目が集まりそうだ。