EURO追放などの処分は回避… UEFAがサポーター暴徒化のクロアチアに罰金1200万円
スペイン戦は16強進出を懸けた大一番
クロアチアは今回のEURO予選でも、サポーターによる人種差別チャントや発煙筒の投げ込みによって無観客試合のペナルティーを科されていた。さらに、同じく差別的行為によって2018年ロシア・ワールドカップ予選でも、9月のトルコ戦と11月のアイスランド戦が無観客試合になることが決まっている。地元メディアでは、クロアチアサッカー連盟の体質に不満を持つサポーターグループが、処分を受けることを狙って問題行為を起こしているともされている。
ピッチ外の騒ぎにより欧州最高峰の戦いから除外される危険もあったクロアチアだが、戦いを継続できることが決まった。21日のスペイン戦は決勝トーナメント進出が懸かる大一番になるが、サッカー以外での不穏な話題が提供されないことを願うばかりだ。
【了】
ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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