「日本の攻撃はあまり怖くない」 森保Jを対戦国ベトナムメディアが分析「意外なことに…」
アジア最終予選第5節、ベトナムのホームで森保ジャパンと対戦
森保一監督率いる日本代表は11日(日本時間21時キックオフ)、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第5節ベトナム戦に臨む。ベトナムメディア「Bongdaplus」は「日本チームの攻撃はあまり怖くない」と報じている。
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日本は最終予選の初戦でオマーンに0-1と敗戦するも、続く中国戦はFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)のゴールで1-0と勝利。10月シリーズはサウジアラビアに0-1と敗れて2敗目を喫したが、オーストラリア戦はMF田中碧(デュッセルドルフ)の一撃とオウンゴールで2-1と勝利を収めた。
4試合を終えて2勝2敗、3得点3失点の日本に対して、ベトナムは4敗、4得点4失点。そんな両国の対戦を控えてベトナムメディア「Bongdaplus」は「日本チームの攻撃はあまり怖くない」と見出しを立て、特集を組んでいる。
「意外なことに日本は4試合で3ゴールしかなく、グループB最少。詳細を見ると、日本のゴール自体は2ゴールしかなく、オーストラリア戦の1ゴールはオウンゴールによるものだ」と分析した。
2次予選の日本は圧倒的な攻撃力を見せつけ、8戦全勝の首位で突破したなか、「この状況はアジア2次予選の破壊的な試合とは異なる。日本はわずか8試合で46ゴールを記録し、2番目にゴール数が多いイランよりも12ゴール上回っている」と指摘。さらに「日本のゴール力の対照的なイメージを説明するのは難しくない。最終予選の相手は、2次予選の『敗者』よりもはるかにレベルが高かった」と続けている。
記事では、森保ジャパンが地上戦をベースに戦う点を強調。「オマーン、中国、サウジアラビア、オーストラリアを相手に、森保ジャパンは自分たちのやり方で圧倒することはできなかった。注目すべきは、日本は空中戦というカードをほとんど切らないということだ」と記した。
その一方で日本のポテンシャルは警戒しており、「直近の4試合で(実質)2ゴールしかしていないが、ベトナムが油断すれば、日本のストライカーたちは2次予選のような“得点へのひらめき”を完全に取り戻すことができるだろう」と報じている。
(FOOTBALL ZONE編集部)