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「二度とそんなこと言うな!」 ベイルの“狂信的な母国ウェールズ愛”を代理人が告白
イングランド代表としてもプレーする権利を有したベイルの“母国愛”を代理人が証言
ウェールズ代表FWギャレス・ベイルの“狂信的な”母国愛を代理人のジョナサン・バーネット氏が明かしている。
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ベイルはトッテナムへの期限付き移籍を終えて、今夏にレアル・マドリードに復帰。カルロ・アンチェロッティ新監督の下リーグ戦で開幕から3試合連続で出場したが、その後は膝の負傷で戦線を離脱した。
しかし、そうした状況にもかかわらず、ベイルは今月行われるカタール・ワールドカップ欧州予選に向けたウェールズ代表に招集を受けた、ベイルはあと1試合で節目の代表100キャップを達成する。
ベイルがクラブで試合に出ていないなかで代表活動に参加するのはこれが初めてではない。過去にはレアルOBのブレドラグ・ミヤトビッチ氏から「彼(ベイル)が最初に考えているのはウェールズで、その次がゴルフ、それからレアル・マドリードだ」と揶揄され、それがファンのチャントとなった有名なエピソードもある。
しかし、それはベイルが母国に対して相当に強い思い入れを持っている証なのだろう。スペイン紙「マルカ」によると、同選手の代理人を務めるバーネット氏は英国のニュースメディアに対し、ベイルのウェールズ愛の強さを物語るエピソードを明かしている。
「彼と彼の父親に初めて会った時、彼は自分にとっていかにウェールズが特別な場所であるかを話してくれました。私は彼がイングランドでプレーする可能性を探っていたのですが、それを言うと『私の代理人になりたいのなら二度とそんなことは言うな!』と言いました。彼は狂信的なウェールズ人です」
ベイルは祖母がイングランド人でイングランド代表としてプレーする権利もあったが、16歳だった2006年にウェールズ代表としてデビューを果たした。かつては世界的なタレントが少なかったウェールズだが、ベイルやMFアーロン・ラムジー(ユベントス)などの台頭によって快進撃を続け、初出場したEURO2016年大会でベスト4入り。連続出場となったEURO2020もベスト16まで勝ち進んだ。
バーネット氏は「もし彼がウェールズでワールドカップに出場できれば、それは最高の栄誉になるだろう」と、“ウェールズ人”としてのベイルのさらなる活躍に期待を寄せた。
(FOOTBALL ZONE編集部)