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アル・サッドMF、シャビからの“直接勧誘”を回想 「最初はイタズラ電話だと思った」
アル・サッドと3年契約のギリェルミがバルサ新監督に就任したシャビの勧誘方法を説明
ブラジル人MFギリェルミは、2020年8月にカタール1部アル・サッドと3年契約を結んだ。アル・サッド加入前、ギリシャ1部オリンピアコスに在籍していたMFは、バルセロナの新指揮官に就任した元スペイン代表MFシャビ前監督からの直電がすべての始まりだったと明かしている。米スポーツ専門局「ESPN」ブラジル版が報じた。
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シャビ監督は、20日に行われるエスパニョールとのバルセロナ・ダービーで、バルサの監督としてデビューする予定だ。世界的な名プレーヤーとしても知られるシャビ監督だが、アル・サッド時代には選手を獲得する際に、自ら電話をかけていたという。初めてシャビ監督から連絡が来た時、ギリェルミはイタズラだと思ったと明かした。
「シャビが最初にメッセージをくれた時は、最悪だった。僕はイタズラ電話だと思ったんだ(笑)。当時、僕はオリンピアコスに在籍していて、ヨーロッパリーグのウルブス(ウォルバーハンプトン)戦のためにイングランドに行っていたんだ。アテネに戻って電話をつけたら、スペインの番号から着信があった。しばらくしたら、彼は『WhatsApp』を通じて音声メッセージをくれた。聞いてみたら、男の人が、自分はシャビであり、話をしたいと言っている。その時、僕は『嘘だね。誰かからのイタズラ電話だ』と思った。写真も彼じゃなかったから、本当に誰かが僕のことを馬鹿にしているだけだと思ったんだよ。それでも念のため、スペインでもプレー経験があり、スペイン語を話せる(ポルトガル代表DF)ルベン・セメドに連絡をして、『この音声を聞いてくれよ。これは本当にシャビからのものか?』と確認をしてもらったら、『本物だよ!』と言われたんだ」
その後、ギリェルミはシャビ監督に連絡を取ると、ギリェルミがデポルティボでプレーしていた2016年から注目していたこと、アル・サッドでのプラン、いかに彼が必要かなどを話したという。もともと選手時代からシャビに憧れていたというギリェルミは「2度、考える必要はなかった」と、即座に中東への移籍を決めたことも明かしている。
そして、アル・サッドに加入後、シャビに多くのことを教わったというギリェルメは、感謝とともに「バルサでの成功を強く願っている」と、エールを送っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)